虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜
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「劇場版 マクロスF」の記事における「虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜」の解説
2009年11月21日公開。1995年上映の『マクロスプラス MOVIE EDITION』『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』以来、14年ぶりの「マクロスシリーズ」の劇場用作品となる。キャッチコピーは「歌で銀河が救えるわけないでしょ」。 当初はテレビ版からの流用を含めて「総集編プラスアルファ」「新規作画は3割」とされていたが、登場人物の新コスチュームや新曲ライブシーン、メカデザインの改稿などが加わり、新規作画7割、再撮影9割、アフレコは全編新録音となった。物語はシェリルのマクロス・フロンティア船団来訪に始まり、おおむねテレビ版第7話までの展開をたどるが、クライマックスにはテレビ版終盤の要素も加わっている。河森は「テレビシリーズに沿っているのは前編の最初の1時間くらいかもしれないですね。以降はほぼオリジナルストーリーと思って頂いていいかもしれません」「完結編を見終わって、もう一度前編を見ると、新しく発見できることがある。そういう風に設計して作っていますと語っている。 封切り時の上映館は30館。当時のハイターゲット向けアニメの興行形態である小規模公開での封切りながら、2009年11月21、22日の映画週末興行成績で第9位を記録し、1スクリーンあたりの平均興行収入ではトップとなった。公開後2週間で観客動員22万人を突破し、最終的に興行収入6.5億円を記録した。 第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査員推薦作品に選出された。 2018年6月8日からは、『マクロスF』10周年記念としてTOHOシネマズ各劇場にてMX4D️版が公開された。
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