蔦細道蒔絵文台硯箱
主名称: | 蔦細道蒔絵文台硯箱 |
指定番号: | 2642 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 2008.07.10(平成20.07.10) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 文台及び硯箱見込に、角田河、田付長兵衛高忠(花押)の金金貝銘がある |
員数: | 1具 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | 17世紀 |
検索年代: | |
解説文: | 江戸時代前期に京都で活躍した蒔絵師・田付(たつけ)長兵衛(ちょうべい)高忠(たかただ)(生没年不詳)の銘を有する伝統的な形式をよく示す作品。総体を黒漆塗りとし、平目地(ひらめじ)に金の薄肉(うすにく)高蒔絵(たかまきえ)や金銀の切(きり)金(かね)などの技法を用いる。文台・硯箱ともに『伊勢物語』第九段「宇津の山」を意匠化して、山に楓と蔦、封じ文を括った笈(おい)などをモチーフとする蔦細道の場面を、硯箱の身の見込には流水と都鳥により角田河(隅田川)の場面を表している。 |
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