著述と学会発表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 01:42 UTC 版)
らいに河豚毒応用 河村正之、村川清 鎮西医報 141号 明治45年5月30日:神経痛にはいいが結節には効かない。 国民の浄化とらい問題 熊本県市民と本妙寺のらい問題 侍従御差遣の恩命に浴しての感想に二三 那威国ベルゲンらい療養所観察旅行記並びに感想 ハンナ・リデル嬢のことどもを思い出づるままに 河村正之・内田守・下瀬初太郎、「熊本市附近の癩部落の現状に就て」熊本市附近のらい部落、特に本妙寺加藤清正公びよう附近に散在するらい患者及び貧民部落の現状について調査報告したもの。1.らい部落の位置と構成 2.生活状態、生活費、職業、周囲の貧民との関係 3.歴史 4.らい患者が集結する理由 (イ)加藤清正への祈願によるらい病へいゆへの信仰 (ロ)生活条件の安易この文献によると本妙寺に患者が集まりだしたのは享保年代以降とある。光田健輔と河村正之の討論もある。 河村正之・内田守「社会問題としての癩の治療に就いて」療養所に収容されている患者のうち3分の1は、永年月にわたり、なんら伝染の危険のない者である。しかし、軽快患者が退所を望まない理由は、社会的に一度らいを宣告された者は、治癒しても、健康者のようには絶対に取り扱われないからである。それゆえ、らいの臨床的治癒の可能を啓蒙しなければならない。 河村正之 「内分泌とテール腫瘍発生」 昭和7年5月4日 熊本医大 学位論文データベースより 以下はらい学会発表である 学齢児童期らい患者の統計的観察(1929) 第2回らい学会(大阪) らい患者睾丸内ヒヨステリン沈着の1例(1929) 同 らい患者の尿について 同 伝導麻酔によるらい性神経痛の療法について(1932) 第5回らい学会(大阪) 鼠らいに対する大風子油およびその他の油剤の影響について(第1報)同 人らいと鼠らいとの異同に関する研究 病理組織 同 鼠らいの接種量と病変との関係について 同 鼠らいにおける光田反応について 同 熊本市付近のらい部落の現状について 同 社会問題としてのらい部落の現状について 同 鼠らいに対する大風子油および他の油剤の影響について(1933) 第6回らい学会(東京)
※この「著述と学会発表」の解説は、「河村正之」の解説の一部です。
「著述と学会発表」を含む「河村正之」の記事については、「河村正之」の概要を参照ください。
- 著述と学会発表のページへのリンク