菌興140号【キンコウ140ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9388号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 菌興140号 よみ:キンコウ140ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 財団法人日本きのこセンター | |
品種登録者の住所 | 鳥取県鳥取市富安一丁目84番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 長谷部公三郎、大久保充、宮内誠、黒田誠 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「菌興115号」に出願者の保存菌株を交配して育成されたものであり、大葉、やや厚肉の自然栽培向き低中温性品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が凸形、大きさは大、色は褐色、菌さんの厚さはやや厚、肉質はかなり硬である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは小、色は有である。子実層たくの形は1型、色は白色、並び方はその他、幅は狭、密度は密である。菌柄の形は1型、長さはかなり短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は極大、太さは中、表面の色合い、毛の有無及び色は有である。子実体の発生時期(自然栽培)は春冬、発生型は散発である。乾物率は5~10%、子実体1個当たりの平均乾重は5.0g~以上、収量性は少である。「菌興115号」と比較して、子実体の発生時期が春冬であること、子実体1個当たりの平均乾重が重いこと等で、「菌興241号」と比較して、菌さんの平面が円形であること、側面が凸型であること、子実体の発生型が散発であること、子実体1個当たりの平均乾重が重いこと等で区別性が認められる。なお、「菌興115号」、「菌興241号」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に出願者の施設(鳥取県鳥取市)において、「菌興115号」に出願者の保存菌株を交配し、得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
このページでは「品種登録データベース」から菌興140号を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から菌興140号を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から菌興140号を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から菌興140号を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から菌興140号を検索
- 菌興140号のページへのリンク