菅野博之 (裁判官)
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菅野 博之 かんの ひろゆき |
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生年月日 | 1952年7月3日(73歳) |
出生地 | ![]() |
国籍 | ![]() |
出身校 | 東北大学法学部 |
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任期 | 2016年9月5日 - 2022年7月2日 |
前任者 | 千葉勝美 |
後任者 | 尾島明 |
菅野 博之(かんの ひろゆき、1952年7月3日 - )は、日本の裁判官、弁護士。水戸地方裁判所所長、東京高等裁判所部総括判事、大阪高等裁判所長官を経て、2016年9月5日から2022年7月2日まで最高裁判所判事。勲等は旭日大綬章。
経歴
- 北海道上川郡東川町出身。菅野雅之元大阪高等裁判所長官は弟[1]。北海道札幌南高等学校卒業。
- 1978年、東北大学法学部卒業、司法修習生[2]
- 1980年4月8日、東京地方裁判所判事補(行政部)
- 1983年9月1日、最高裁判所事務総局行政局付
- 1985年8月1日、東京地方裁判所判事補
- 同10月1日、釧路地方裁判所・家庭裁判所判事補、釧路簡易裁判所判事
- 1988年4月1日、東京地方裁判所判事補、東京簡易裁判所判事
- 1990年4月8日、東京地方裁判所判事
- 1991年4月1日、札幌地方裁判所・家庭裁判所判事、札幌簡易裁判所判事
- 1993年、即決裁判制度研究のため半年間イギリス・ロンドン大学高等法学研究所、スウェーデン司法部に派遣。
- 1994年、司法研究員(イギリス民事訴訟研究)
- 1995年4月1日、最高裁判所調査官(行政、労働担当)
- 2000年4月1日、東京高等裁判所判事(民事部、特別部)
- 2002年7月1日、東京地方裁判所部総括判事(民事合議強化実験部、行政部、調停建築借地部、商事会社更生部、保全部)
- 2011年、東京地裁民事所長代行
- 2012年3月12日、水戸地方裁判所所長
- 2014年4月1日、東京高等裁判所部総括判事(民事部)
- 2015年2月17日、大阪高等裁判所長官
- 2016年9月5日、最高裁判所判事
- 2017年10月22日、最高裁判所裁判官国民審査において、罷免を可とする票4,394,903票、罷免を可とする率8.02%で信任[3]。
- 2022年7月2日、最高裁判所判事退任
- 2022年8月、弁護士登録[4]、長島・大野・常松法律事務所顧問[5]
- 2024年4月30日、旭日大綬章受章[6][7]。
- 2024年6月、ENEOSホールディングス取締役監査等委員[4]
脚注
出典
- ^ a b 菅野かんの 博之東北大学
- ^ 「最高裁判所の裁判官(菅野博之)」最高裁判所
- ^ 平成29年10月22日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果総務省
- ^ a b 2025年3月期 有価証券報告書ENEOSホールディングス
- ^ 菅野博之弁護士の顧問就任長島・大野・常松法律事務所
- ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日
- ^ “春の叙勲、黒田前日銀総裁ら4108人 桐花に大谷直人氏”. 日本経済新聞. (2024年4月29日) 2024年5月6日閲覧。
外部リンク
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