荒川橋梁 架け替え工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:49 UTC 版)
荒川水系河川整備計画 (2016年3月策定、2020年9月変更)に基づき、荒川では荒川第二・第三調節池の整備が進められており、このうち第二調節池の整備区間にある川越線の荒川橋梁付近では、橋梁付近での堤防の嵩上げと、荒川橋梁の架換えが予定されている(事業期間:2008年度 - 2030年度)。 これに対し、2020年11月には、複線化仕様での架換えに関する検討の場として、国土交通省・さいたま市・川越市・埼玉県の4者を会員とし、JR東日本をオブザーバーとする「JR川越線荒川橋りょうの複線化仕様での架換えに関する協議会」が設置された。第1回協議会では、さいたま市と川越市がJR東日本に対して複線化の検討を要請する意向を示し、埼玉県は「地元市の意向が重要」との考え方を示したが、JR東日本の見解が、依然として「今あるまちづくりの計画を勘案しても複線化が必要な状況ではない一方で、将来、利用人員が増えたときには、複線化の検討の可能性はある」というものであることが確認された。 なお、同橋梁がある指扇駅 - 南古谷駅間の「第12回大都市交通センサス(2015年)」における通過人員はすでに74,956人/日に達しており、2020年現在、日本の三大都市圏において、これ以上の通過人員のある単線区間は、同線の日進駅 - 指扇駅間をおいて他に存在しない。
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