架け替え工事計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 06:39 UTC 版)
「荒川橋梁 (京成本線)」の記事における「架け替え工事計画」の解説
1931年の架設当時は問題が無かった荒川橋梁の堤防部分であったが、その後の高度経済成長期に地下水や天然ガス採取などが下町一帯でおこなわれたことにより、時期が経過するにつれ広域的な地盤沈下が起こり海抜ゼロメートル地帯が形成され、この荒川橋梁の部分の堤防が他の場所と比較して低い事で治水上や安全上の問題が生じる恐れが出たため、京成電鉄や国土交通省等は荒川橋梁および綾瀬川橋梁の架け替えを決定し、2007年度を目途に工事を実施する計画がある。事業区間は京成関屋駅〜堀切菖蒲園駅間の約1.5 kmで、2009年から2013年にかけて環境アセスメントが実施され、2014年より詳細設計に着手された。また、この架替事業を契機として堀切地区の街づくり(密集事業)とも連携して進められることとなった。計画では現橋の北側(上流側)に平行弦ワーレントラス橋を架ける予定である。その後荒川橋梁架替事業の説明会が2016年11月30日旧小谷野小学校体育館にて開催され、翌年4月より用地測量が行なわれ、用地取得が進められている。
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