編成両数と座席数の統一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:37 UTC 版)
「東海道新幹線」の記事における「編成両数と座席数の統一」の解説
JR東海は、1989年(平成元年)の「こだま」の再16両編成化以来、すべての旅客列車を16両編成で運行している。また、300系以降に製造した車両については、1編成1,323席(普通車1123席・グリーン車200席)としており、座席数および座席配置を統一している。さらに11号車には車椅子スペース2席分を設けている。2010年(平成22年)にJR西日本が開発した500系(1324席)が東海道新幹線での運行を終了したことにより、全列車の座席数および座席配置が完全に統一された。 2020年(令和2年)春には700系の運用が終了し、全列車が全席禁煙のN700系となった。全列車の3・7・10・15号車に喫煙室がある。 2020年7月10日、他社の新幹線(1編成500名以上の車両に限る)とともに車椅子スペースを4台分に増やすと報道され、同月中に試験車両で検証を行う予定で、利用状況次第では6台分に増やすことが示唆されている。これにより1編成の座席数が数名分減り、車椅子スペースを4台分とした場合は1,321名、6台分とした場合は1,319名程度になる模様。なお、JR東日本のE2系・E5系・E7系は既に4席分(1号車とグリーン車に1席づつ+バリアフリー対応車2席)となっている。
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