総摂取エネルギーの適正化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:22 UTC 版)
「脂質異常症」の記事における「総摂取エネルギーの適正化」の解説
日常の生活強度に合った食事をする必要がある。目安は、 総エネルギー量 (kcal) = 標準体重 (kg) × 生活活動強度指数 (kcal)生活活動強度指数軽労働(主婦・デスクワーク):25–30 kcal 中労働(製造・販売業・飲食店):30–35 kcal 重労働(建築業・農業・漁業):35–40 kcal で計算し、食事量を決める。エネルギー量の計算は、80 kcal を1単位として計算する方法が簡単で、一般的である。例えば、デスクワークの多い成人男性では、1,500kcal〜1,600kcal(約20単位)ということになる。 標準体重 (kg) (BMI) = 身長の2乗 (m2) × 22 基準体重での基礎代謝量(年齢・性別毎の標準的な一日あたりの基礎代謝量)は基礎代謝基準値と体重の積で求めることができる。 基準体重での基礎代謝量 (kcal/日) = 基礎代謝基準値 (kcal/kg/日) × 体重 (kg) 基礎代謝基準値と基礎代謝量男性女性(妊婦、授乳婦を除く)年齢基礎代謝基準値(kcal/kg/日)基準体重(kg)基準体重での基礎代謝量(kcal/日)基礎代謝基準値(kcal/kg/日)基準体重(kg)基準体重での基礎代謝量(kcal/日)1–261.0 11.7 710 59.7 11.0 660 3–554.8 16.2 890 52.2 16.2 850 6–744.3 22.0 980 41.9 21.6 920 8–940.8 27.5 1,120 38.3 27.2 1,040 10–1137.4 35.5 1,330 34.8 34.5 1,200 12–1431.0 48.0 1,490 29.6 46.0 1,360 15–1727.0 58.4 1,580 25.3 50.6 1,280 18–2924.0 63.0 1,510 22.1 50.6 1,120 30–4922.3 68.5 1,530 21.7 53.0 1,150 50–6921.5 65.0 1,400 20.7 53.6 1,110 70以上21.5 59.7 1,280 20.7 49.0 1,010 日本における平均身長でのBMI基礎代謝量:男子 1,450 kcal、女子 1,210 kcal軽労働(主婦・デスクワーク):男子 1,630–1,950 kcal、女子 1,390–1,670 kcal 中労働(製造・販売業・飲食店):男子 1,950–2,280 kcal、女子 1,670–1,950 kcal 重労働(建築業・農業・漁業):男子 2,280–2,600 kcal、女子: 1,950–2,230 kcal
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