総合模型メーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:02 UTC 版)
2000年9月20日、創業時から長く親しまれていた社名「長谷川製作所」からカタカナ表記の「ハセガワ」に商号・社名を変更した。 2001年以降マクロスシリーズやウルトラシリーズなどのアニメ・特撮関連、電脳戦機バーチャロンといったTVゲーム関連のキャラクターモデル商品の開発に参入する。そのきっかけは『超時空要塞マクロス』に登場する可変戦闘機・VF-1バルキリーの商品化で、この人気メカの戦闘機形態がF-14トムキャットをモデルとしていたことから、新金型キットを開発しても「飛行機のハセガワ」ブランドのイメージを活かせるとの判断があった。飛行機で培った精細な技術を注ぎ込んだ結果、今までハセガワの模型を購入したことがないキャラクターモデラーまで取り込んだ大ヒットを収めた。それがキャラクター分野への本格的参入に繋がり、その後のシリーズでは人型ロボットモデルにも手を広げ、ポリキャップなどキャラクターモデル独特の可動技術で向上を図っている。 2008年、マシーネンクリーガーシリーズへの参入を表明し、第1弾として傭兵軍の反重力装甲戦闘機「ファルケ」を2009年3月に発売した。このような経緯を経て、ハセガワは国内の模型メーカーとしてはスケールモデルとキャラクターモデルの両方を手がける数少ないメーカーとなっている。 2009年にはゲームに登場する「痛戦闘機」、通称「アイマス機」をモデル化するアイドルマスタープロジェクトを開始した。基本は『戦場まんがシリーズ』などと同様既存キットの成形色・デカール変えであるが、新規開発した1/48スケールのF-22を米空軍仕様に先駆けてアイマス機仕様で発売し話題を呼んだ。自社でモデル化していない機体についてはアメリカレベルなど他社製の成形品を使用している。
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