綿ふき病をモチーフにしたフィクション作品
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「綿ふき病」の記事における「綿ふき病をモチーフにしたフィクション作品」の解説
井上ひさし 『吉里吉里人』(第18章)1973年(昭和48年)連載開始 綿ふき病患者が発生し、学者と村人との間で「有得ない」「有り得る」の対立軸が描かれている。さらに製綿工場で綿ふき病患者の病巣から直接綿を引いて紡ぐという描写がされている。 手塚治虫 『ブラック・ジャック』(第19話)「木の芽」1974年(昭和49年)4月15日 人体にサボテンが寄生し、皮膚からサボテンの芽が発芽するという架空症例。類似例として手塚が想像した綿ふき病の病態が描かれ引き合いにされている。 安部公房 『密会』1977年(昭和52年)12月5日 奇病にかかった患者と治療を行う奇妙な医者たちを描いた長編小説。綿ふき病の綿から布団を作る話がでてくる。 筒井康隆 『裏小倉』1978年(昭和53年) 小倉百人一首のパロディ。皇嘉門院別当による88番「難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき」が、綿ふき病を題とした短歌にアレンジされている。
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