絶滅の可能性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:05 UTC 版)
国際捕鯨委員会科学委員会の推定資源量では、 ミンククジラは南半球761,000頭、北大西洋174,000頭、西グリーンランド10,800頭、北西太平洋及びオホーツク海25,000頭。 シロナガスクジラは南半球2,300頭。(世界的に10000~25000頭(IUCNレッドリスト)) ナガスクジラは33200頭。 コククジラは26421頭。 ホッキョククジラは11730頭。 ザトウクジラは北西大西洋で11,600、南半球42,000、北太平洋で少なくとも10,000頭。 セミクジラは約7800頭。 ゴンドウクジラは78万頭。 であり、シロナガスクジラやセミクジラは絶滅の危険性が高い。また、クロミンククジラについては増加に度々引き合いに出される76万頭という生息数は下方修正されており、増加の停止が確認されている(後述)。なお種としての生息数が豊富であっても、世界中に生息する種類では生息域によっては系群単位で危機にある場合もあり、そういった事実を鑑みた上で資源管理は地域ごとにおこなわなければならない。 捕鯨に対して、数をコントロールしやすい「家畜」と違い鯨類の捕獲はその減少をコントロールできなくなるという懸念もグリーンピースが主張している。
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