北西大西洋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 23:56 UTC 版)
北西大西洋のタイセイヨウダラの個体群は、その生息地全域で、カナダやアメリカによる深刻な乱獲により、1990年代初頭、漁獲量が激減した。 北アメリカ大陸のタラの漁獲の歴史は16世紀まで遡ることができ、ニューファンドランド島などカナダ東海岸の植民地の入植と発展の基盤となった。1960年代までは年間で平均300,000トンほどが水揚げされていたが、技術の進歩により、ピーク時で水揚げ量年間800,000トンにまで達した。 しかしその後急激に減少を始め、2007年には、沿岸に生息する本種の数は、1977年の1%にまで減っている。
※この「北西大西洋」の解説は、「タイセイヨウダラ」の解説の一部です。
「北西大西洋」を含む「タイセイヨウダラ」の記事については、「タイセイヨウダラ」の概要を参照ください。
- 北西大西洋のページへのリンク