北西地方およびクージョ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 10:07 UTC 版)
「アルゼンチン料理」の記事における「北西地方およびクージョ」の解説
この地域は最もネイティブ・アメリカンの影響を受けており、この地域の食品はアンデス-インカの伝統に密接に結びついていると見做されている。郷土料理を調理する際には、ほとんどの場合にジャガイモとトウモロコシないし小麦が使われるが、キヌア(インカ料理で一般に使われる雑穀)、ピーマン、カボチャ、トマトなども含まれる。もっとも有名な料理はトウモロコシの包葉にトウモロコシ自体の詰め物、調味料、肉などを詰めたウミータ(英語版)とタマルである。 この地域は特にミート・エンパナーダのように肉を詰めたエンパナーダや、ジャガイモも詰めたサルテーニャ(salteña)、マタンブレ(英語版)を詰めてナイフで切ったエンパナーダ・トゥクマーナ(empanada tucumana)やチーズを使ったエンパナーダなど、供される様々な種類の魅力的なエンパナーダを味合うのに最適である。エンパナーダは、揚げたり焼かれたりした、手づかみで食べられる一人分サイズの閉じたペイストリーである。 ロクロ、カルボナーダ、ポージョ・アル・ディスコ(英語版)、カスエラ(キャセロール)も、肉を詰めたカボチャやジャガイモのプディング同様にこの地域を特徴づける一般的な料理である。
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