経営者の道へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:40 UTC 版)
2014年2月、デロイトトーマツコンサルティング、特任上級顧問に就任。同月には内閣府『選択する未来』委員会の委員に就任し、主に教育問題に取り組んでいる。 2014年11月、四国サッカーリーグ・FC今治の運営会社に出資し、同チームのオーナーに就任。指導者ではなく敢えてオーナーとなること、それも地域リーグのクラブを選んだ理由について、岡田は「日本のサッカーはこのままでいいのか」という疑問に対する一つの答えとして「日本のサッカーはこういうものだという『型』(=一貫したスタイル)が必要だ」「それは代表監督や日本サッカー協会が作るものでもない。むしろ、クラブから生まれるべき時代が来ている」という結論に至ったこと、当時J1とJ2のクラブから、全権監督としてのオファーがあったものの「新しいチャレンジをするために潰すべき既存の枠組みもその分大きいし、時間もかかる」「小さいチームなら、時間はかかるかもしれないけれど一から始めることは比較的簡単」という考えから、大学時代の先輩がオーナーをしていたFC今治からのオファーを受け入れたと述べている。Jリーグの試合解説やサッカーに関わるインタビュー等の媒体出演、講演などは引き続き活動。 2016年3月、日本サッカー協会(JFA)副会長に就任。2018年3月に、「後進に道を譲るため(S級を保持していると、現場に戻りたくなるから)」公認S級コーチライセンスの更新を見送り、退会申請書をJFAに提出した。2018年3月末のS級登録抹消で、サッカー指導者としては名実ともに勇退した。また、2018年3月24日付で、JFA副会長を退任し、日本サッカー協会(JFA)参与(名誉役員)となった。2018年4月12日、JFAシニア・アドバイザーを委嘱されることが決まる。 他、Jリーグの試合解説やサッカーに関わるインタビュー等の媒体出演、講演などで活動。 2019年6月13日、理事会にて、第16回日本サッカー殿堂入り決定。 2021年9月30日、プロバスケットボールBリーグを主催するジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの理事に選任される。
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