第7、第8の哨戒 1943年6月 - 10月
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「スタージョン (潜水艦)」の記事における「第7、第8の哨戒 1943年6月 - 10月」の解説
6月12日、スタージョンは7回目の哨戒で日本近海に向かった。ミッドウェー島で補給の後、6月29日に室戸岬沖の哨戒海域に到着した。スタージョンはこの哨戒で千歳型水上機母艦や航空母艦、重巡洋艦と推定される大型艦を含む7つの目標を観測したが、攻撃を行うことが出来たのは1つのみであった。7月1日昼ごろ、スタージョンは紀伊水道江須崎沖で貨物船に対して放射状に魚雷を3本発射。2つの命中音を観測し損傷を与えたと判断されたが、これは目標をかすめて陸に命中した音だった。攻撃後、スタージョンは敷設艇新井埼や特設掃海艇第三江口丸(日本近海汽船、198トン)による爆雷攻撃を受けたが、被害はなかった。8月2日、スタージョンは51日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。艦長がカールトン・L・マーフィー・ジュニア少佐(アナポリス1932年組)に代わった。 8月29日、スタージョンは8回目の哨戒で東シナ海、台湾近海および南西諸島方面に向かった。台湾近海で輸送船団を始め独航のタンカー、貨物船および病院船などを観測したものの、前回同様目立った戦果を挙げることは出来なかった。スタージョンは帰途、ミッドウェー島に寄港した。10月27日、スタージョンは59日間の行動を終えて真珠湾に帰投した。
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