第25話 - 第31話 変態教師編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 10:04 UTC 版)
「トレース 科捜研法医研究員の追想」の記事における「第25話 - 第31話 変態教師編」の解説
辺境寺泰介(へんきょうじ たいすけ) 高校の生物教師。ホテルや病院を経営する辺境寺家の次男で、父は「辺境寺ホテル」社長、祖父は自身の務める学校の理事長。同僚の女性教師や女子生徒からかなり好かれており、女子生徒からは「泰介くん」と親しまれている。どんな者にも優しく接する気さくさを見せるが、裏の顔はメールで仲良くなった女子生徒に「自分を愛している証拠」と称して裸の写真を送るよう要求し、その写真を自分のパソコンに保存していた。また、七海のことは酷い暴言でなじるなど、全く愛情のかけらも無かった。 白川七海(しらかわ ななみ) 女子高生。母子家庭で母は「辺境寺ホテル」の従業員。級友の男子からは邪険に扱われているため、基本的に男性は苦手だが、自分に優しくしてくれる泰介には恋心を抱いている。だが、泰介にバレンタインチョコを渡して以来、メールのやり取りを経て裸の写真を要求される。最初は要求に応えていたが、耐えられなくなった後日には自分の気持ちを直接伝えようと生物準備室に入り、そこで泰介の本性を知ってしまう。また、そこで泰介から実は愛されていないことを聞かされ、絶望した七海は自殺の名所で有名な宇羅山に行き、飛び降り自殺を図るも壇に救われ、一命を取り留める。 白川真帆(しらかわ まほ) 「辺境寺ホテル」従業員。七海の母親。ホテル屋上のラウンジバーにて泰介と幸介の会話から、七海が泰介に裸の写真を送ったことを知ってしまう。だが、七海はそのようなことをしないという思いから泰介に「警察に行く」と宣言。泰介から「名誉毀損で訴える」と脅されるも、七海のためならなんでもやると全面的に戦う姿勢を見せる。 辺境寺幸介(へんきょうじ こうすけ) 「辺境寺病院」委員長。泰介の兄。大金持ちの辺境寺家は、学校や病院、警察、果ては市議会まであらゆる所に顔が利いており、泰介をして「この町は全部、辺境寺の言いなり」と言わしめている。泰介が犯してきた様々な不祥事を次々と揉み消してきた。 佐藤(さとう) 泰介の高校2年生の時の同級生。泰介からは酷いいじめにあっていた。ある日、泰介に宇羅山の崖に連れて行かれ泰介から「川に飛び込んだらいじめをやめる」と言われ、要求通り川に飛び込んだ結果、死亡した。いじめの件は、辺境寺家が揉み消したため、公にされていない。
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