第十八章「待ち受ける世界」《Volume 18『WHAT COMES AFTER』》
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ニーガンが、最初の"貢物"を受け取りに姿を現す。アレクサンドリアの住民たちはそれぞれに憎しみと反発をあらわにするが、リックはただひとり、「だれか一人がキレたために皆殺しにされるわけにはいかない」と屈辱に耐えぬく。だが、そんな父の決断が許せないカールは、ニーガンのトラックに忍び込むのだった。 ドワイトらを尾行していたジーザスは捕えられ、〈救世主〉の本拠地へと連行されるが、門をくぐる直前に脱出する。そこへニーガンが帰還する。荷台から飛び降りたカールはマシンガンを連射するが、間もなく取り押さえられる。 カールを案内するニーガン。人々は額ずき、寝室には下着姿の"妻"たちが大勢いる。そのうちの一人、アンバーが問題を起こしたらしい。ニーガンの隙を見て、"浮気"をしたのだ。ニーガンは、その相手マークの顔をアイロンで焼く。それを複雑な表情で見つめるドワイト。 ニーガンは、言葉でカールをいたぶり続ける。顔面の包帯を外させ、その酷い傷痕に仰天して見せたり、部下を何人も殺した償いとして歌わせたりするが、なかなかその真意がつかめない。 カールの姿を求め、リックらは無茶な探索行を続けている。ジーザスの案内で、〈救世主〉の本拠地へ向かう。確信はなかったが、状況を総合すると、カールもそこにいると思われたのだ。だが、彼らは路上でニーガンと行き会う。 ニーガンは、無傷のカールを引き渡す。いわく、部下を殺したカールに手出しすることなく解放することで、〈救世主〉は"サービス"を提供していることをわかってもらいたいと。規則を守れば暴力は用いない。「俺は道理のわかる男だ」と言い残し、ニーガンは去る。 ユージーンは、弾薬製造工場を手に入れる。そしてリックとジーザスは〈救世主〉の防御体制と兵力についての情報を確認し合う。ジーザスは、ついにエゼキエルを紹介するときが来たと告げる。 エゼキエルとは、シヴァという名の虎を従え、〈王国〉と呼ばれる共同体を率いる"国王"だった。そして、リックらはひとりの内通者を紹介される。それはドワイトだった。ニーガンの"妻"のひとりであるシェリーはもともとドワイトの妻で、彼女を奪われる過程で"アイロンの刑"を受けたのだと彼は語る。信頼されてもされなくても、ニーガンの弱点を教えてやると。
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