第二次大戦期までの改良とは? わかりやすく解説

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第二次大戦期までの改良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 05:13 UTC 版)

爆雷」の記事における「第二次大戦期までの改良」の解説

第二次世界大戦が始まると、爆雷投下軌条並んで1930年代まで各国実用化された爆雷投射機が実戦使われた。これは投射用に少量火薬用い爆発ガスによって自艦から離れた舷側方向へと爆雷投射するもので、水上艦航跡上から外れた海中にいる潜水艦攻撃することが可能になった。艦の首尾方向から見た正面形状から、片舷用の投射機をK砲、両舷用の投射機をY砲と呼ぶ。投射機を用いた爆雷戦では、散布パターン造って投射するようになった従来ドラム缶状の爆雷は、沈降速度毎秒メートルしかなかったために目標への到達時間長くかかり、また、水中での向き定まらないまま沈んでゆくので沈降速度ばらつき生じ潜水艦効率的に打撃与えることが難しかった。そこで沈降速度の向上と一定化を図るため、形状流線形にして細くなった尾部フィン付けた爆雷登場した。これによって沈降速度毎秒十数メートル程度にまで向上し撃沈される潜水艦飛躍的に多くなった。 爆雷水中動作するため、爆発位置目標艦との間の距離が離れる破壊力減衰著しい。そのため炸薬の量や性能の向上は重要であった第二次大戦中炸薬TNT火薬からトーペックスとなり、また、イギリス海軍爆雷MkXは炸薬の量が900キログラム超えた

※この「第二次大戦期までの改良」の解説は、「爆雷」の解説の一部です。
「第二次大戦期までの改良」を含む「爆雷」の記事については、「爆雷」の概要を参照ください。

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