種類と利用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 19:24 UTC 版)
基幹空港では通常、航空会社と空港のそれぞれが運営するラウンジがある。アルコール類が提供されるラウンジでは未成年者の入室に制限を設けたり、逆に家族旅行での利用を想定したラウンジも一部で見られる。 航空会社が運営するラウンジ 航空会社および航空連合の上級会員向けのハイグレード仕様のラウンジで、一般に保安検査場の内側(搭乗口近く)にある。 航空会社および航空連合の上級会員資格によっては、会員証と当日の搭乗券を提示することで本人と同伴者1名が無料で入室できる。 ビジネスクラスやファーストクラスを利用する場合、搭乗手続きの際に利用券を提供されることが多い。利用券が無くても該当するクラスの搭乗券を見せれば入室できる(オーバーブッキングによりアップグレードされた場合などは不可で、あくまで正規料金による券だけ)。 航空会社の販売するラウンジ利用会員資格(通常は1年単位で販売)を購入する。 一部航空会社のラウンジでは、マイレージサービスのマイルを使って利用できる。 ブリティッシュ・エアウェイズはコンコルドの搭乗客専用ラウンジ『コンコルド・ルーム』を各空港で運営していた。 クレジットカード会社が運営するラウンジ 通称はカードラウンジ。多くは複数のカード会社の共同運営。メンバー向けのラウンジで、一般に保安検査場の外側にある。 有効なカード(契約のあるクレジットカード会社の上級カード)と当日の搭乗券を提示することで本人のみ無料で入室できる。 プライオリティ・パスの年間会員権を購入する(一部クレジットカードでは、カード会員特典として無料で発行される)。 一部ラウンジでは、その都度1000 - 5000円程度の利用料を支払って利用できる。 利用料を支払って利用するが、クレジットカードの上級カード、プライオリティ・パスなどの空港ラウンジが利用できる会員カードで利用できる場合もある。 空港が運営するラウンジ 日本国内やヨーロッパを中心に空港会社が独自に運営する空港利用者向けの有料ラウンジで、一般に保安検査場の外側にある。 空港メンバー専用のハイグレード仕様のラウンジを備えた空港もある。 クレジットカード会社と提携することで上記クレジットカード会社が運営するラウンジと同様に利用できることがある。 航空会社が運営するラウンジJAL の「ダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田空港)」 航空会社が運営するラウンジシンガポール航空のビジネスクラスラウンジ(チャンギ国際空港) 航空会社が運営するラウンジ成田空港第1旅客ターミナルに設置されているデルタ航空のラウンジDelta Sky Club。 カード会社が共同運営するラウンジ神戸空港の「ラウンジ神戸」 航空会社が運営するラウンジ。日本航空の羽田空港国内線のダイヤモンドプレミアラウンジ。同社が運営するサクララウンジよりも入室条件が厳しく、ファーストクラス利用者やJALプレミア会員の利用に限られる。 羽田空港のJALダイヤモンドプレミアラウンジで提供される軽食の例 空港が運営するラウンジ関西国際空港の「KANKU LOUNGE」 空港が運営するラウンジ厦門高崎国際空港のラウンジ 厦門高崎国際空港のラウンジ(奥部屋)
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