移行措置中の変更点の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:24 UTC 版)
「脱ゆとり教育」の記事における「移行措置中の変更点の概要」の解説
2011年度〜施行学習指導要領 移行期間での変更点の概要は以下のとおりである。 学習指導要領の総則や、道徳、総合的な学習の時間、特別活動については移行措置期間から先行実施。 数学(小学校では算数)と理科に関しては、一部前倒しで実施。それに関する必要な教材は配布される。 それ以外の科目では、学校の判断に任せられる。 ただし、47都道府県の名称と位置、指導する曲数の増加、体育の授業時間数増加(小学校低学年)は先行実施される。 外国語活動(主に英語、小学校5,6年生)は各学校の裁量で授業可(一部は総合的な学習の時間からの転用可)。 小学校の総授業時間数は増加される。 5時間授業→6時間授業の増加、総合学習を減らしたのみで授業実数に変化 授業時間の変更 2020年度〜施行学習指導要領 移行期間での変更点の概要は以下のとおりである。 総則、総合的な学習の時間、特別活動については移行措置期間から先行実施。 国語、算数(数学)、理科、社会、保健体育は指導内容の欠落が生じることのないように特例を定める。 それ以外の科目では、学校の判断に任せられる。 道徳は小学校では2018年度から、中学校では2019年度(2018年度から実施可能)から先行実施。 小学校3年、4年は外国語活動を年間15単位時間実施、小学校5年、6年は外国語科を年間50単位時間実施。 外国語活動、外国語科の増加分は、総合的な学習の時間を削減(15単位時間まで)することで補っても良い。 小学校の総授業時間数が増加。
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