移動速度が速い台風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 08:25 UTC 版)
移動速度の速い韋駄天台風は、9月中旬から10月にかけて発生しやすい傾向にある。台風が加速して移動速度が速くなるということは、台風が温帯低気圧に変わる時の特徴の1つである。 1951年の統計開始以降で、平均速度(時速)が速い台風の上位を以下に示す。最も平均速度が速かったのは1966年の台風28号で、平均速度は時速72.7 kmであった。 平均速度(時速)が速い台風順位台風国際名年平均速度 (km/h)1 昭和41年台風第28号 - 1966年 72.7 2 昭和26年台風第1号 - 1951年 72.6 3 令和元年台風第3号 Sepat 2019年 66.7 4 平成20年台風第10号 Phanfone 2008年 60.7 5 昭和28年台風第15号 - 1953年 59.3 6 昭和52年台風第15号 - 1977年 58.7 7 昭和53年台風第30号 Winnie 1978年 55.1 8 平成11年台風第22号 Gloria 1999年 55.0 9 昭和46年台風第29号 Carmen 1971年 54.4 10 昭和42年台風第29号 - 1967年 53.8 この他、上記のランキングには入っていないが、日本に大きな被害をもたらした過去の著名な台風では、1954年の洞爺丸台風や1991年の台風19号などが韋駄天台風であった。
※この「移動速度が速い台風」の解説は、「韋駄天台風」の解説の一部です。
「移動速度が速い台風」を含む「韋駄天台風」の記事については、「韋駄天台風」の概要を参照ください。
- 移動速度が速い台風のページへのリンク