禁則
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古典的な和声学で、避けるべき、また禁止とされる動きは数多くあるが、重要なものは次の2つである。 連続(平行)1 (8) 度 ある2つのパートが、連続する2つの和音の間で、続けて完全1度または完全8度になることを連続(平行)1 (8) 度といい、禁止される(このような進行は実際の音楽ではよく見かけるので不思議に思われるが、和声的に「異なる2つのパート」であるとき禁止されるのであって、和声的にひとつのパートと考えられるときには問題とならない)。したがって、限定進行をする音は、基本的には同時に2パートで鳴らすことはできない(限定進行をすると連続1 (8) 度になるため)。 連続(平行)5度 ある2つのパートが、連続する2つの和音の間で、続けて5度になっていて、しかも平行して完全5度に到達することを、連続(平行)5度といい、禁止される(実曲中ではモーツァルト5度を含む一部例外あり)。反行である場合、また、後続音程が完全5度以外の5度である場合には、平行5度と呼ばず、問題とならない。
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禁則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 13:42 UTC 版)
「だるまさんがころんだ」の記事における「禁則」の解説
遊びを円滑に進めるため、いくつかの禁則を設ける場合がある。これらの禁則はそのコミュニティの性質などによってローカルルールとして設けられるものがほとんどである。これらの禁則を破ったものは通常、鬼と交代させられたり(鬼以外)、最初からやり直し(鬼)となる。指名や数の指定に関する場合は他の参加者に再考を促されるか、指定権が他者に移譲されることも多いが、場合によっては口論の原因となることがある。 禁則の例鬼以外の参加者は、鬼の自陣から見えない障害物に隠れてはならない。 鬼は、掛け声を唱えるときに、周辺の鏡やガラス窓の反射を利用して様子をうかがってはならない。 鬼以外の参加者は、鬼が掛け声を唱えるときに鬼から離れる方向へ移動してはならない。 鬼は、まばたき・呼吸などの不随意な動作をもって「動いている者」と認定してはならない。 鬼以外の参加者は、事前に決めた範囲外へ逃げてはならない。 鬼に触れた者が鬼の進む歩数や秒数を決められるルールでは、「小股一歩」や「0.1秒」、離れているのに中股五歩など、確実に逃亡者の誰にもタッチできない数を指定するのは反則に当たる。 ただし、鬼が上級生や教師だった場合はその運動能力に期待して明らかに無理がある指定でもそのままカウントが始まる場合もある。本人に意思確認を取る場合もあるが、このような状況の場合は鬼が参加者の挑戦を受ける傾向にある。 鬼が「ストップ」「止まれ」と言った位置から動いてはいけない。 だるまさんの一日において、演技をしながら鬼の方向へ進んではいけない。似たルールとして『現在位置から動かずに演技をすること』とされている場合も多い。
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