神さまロボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 09:43 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (かま-かん)」の記事における「神さまロボット」の解説
声 - 不明(1981.11)→高戸靖広(2006.10)→清川元夢(2018.1) 神さまロボット(かみさまロボット)は、「神さまロボットに愛の手を!」(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。 杖をついた老人の姿をした身長目測1メートルほどのロボット。このロボットが倒れているところを助けると、お礼に3つの願いを叶えてくれる。ロボットであるが、人間の食べ物を食べる事が出来る。旧式なので動力はゼンマイ。また、このロボットの素性を知っている人が、お礼目当てにわざと親切にしても、うまくいかずに変な形で願いを叶えられてしまう(願い事の内容で喧嘩になり、その際の罵言を願い事として叶えられてしまうなど)。願い事は偶発的に叶ったり、魔法で叶えられる等、叶え方が曖昧である。叶えられた願いは以下の通り 治るのに1週間かかる程の怪我をした指を治す(しずか) ロボットの案内でのび太の家に着いた直後に雨が降って来た為、庭に干してある洗濯物を取り込んだ。この時、ドラえもんが干してあった「タイムふろしき」がしずかの怪我をした指を包み込み、1週間経って完治した状態になった。 新しい洋服が欲しい(しずか) ロボットの案内で道を歩いていたら、通った車に水を掛けられた。その車の運転手は洋服屋の御主人であり、そのお詫びとして服を無料で貰った。 漫画10冊が欲しい(ジャイアン) 原作では不明だが、アニメではロボットが魔法で出している。 ジャイアンとスネ夫をブタにする(ジャイアン&スネ夫) 前述の願い事で喧嘩し、「ブタになれ(スネ夫)」「お前もブタになれ(ジャイアン)」と言い争いになり、ロボットは「ジャイアンをブタにしろ」「スネ夫もブタにしろ」と解釈してしまった為、2人をブタに変えた。この描写を見ると、複数の人がロボットを助けても、叶えられる願いは「1人につき3つまで」ではなく、「1組につき3つまで」という事になっている。「漫画が欲しい」「ジャイアンをブタにする」「スネ夫をブタにする」という形で願った為、ジャイアン達は元の姿に戻れなくなった。 ブタにされたジャイアンとスネ夫を元の姿に戻す(しずか) 可哀想だと思ったしずかが願った。静香は2つ目の願いを叶え、「3つ目はいつかお願いする」と言って去って行ったが、その後で神様ロボットにお願いをして叶えてくれた事から、神様ロボットが別の人物の願いを叶えている時でも願い事の権利がまだ残っていれば、叶えてくれる模様。
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