かくへん【確変】
確率変動の略。権利物ではデジタル確率が、CRデジパチでは大当たり確率が、現金デジパチでは小デジタル確率が、それぞれアップする機能。1990年(平成2年)の規則改正で採用されたシステムである。 =確率変動 〜ずがら 【確変図柄】 大当たり終了後に確率変動に入る図柄のこと。 〜とつにゅうりつ 【確変突入率】 初当たりを引いた際に確変に突入する割合のこと。大抵の機種は、大当たり図柄の数と確変図柄の数を見比べれば確変突入率がわかる。例えば、大当たり図柄が12に対して確変図柄が6つあれば、確変突入率は6÷12で2分の1ということ。 〜べーす 【確変ベース】 パチンコの確変中の払い出し率のこと。100個の打ち出しに対して115個の払い出しがあれば確変ベース115だし、95個なら確変ベース95ということだ。120個の打ち出しに対して125個の払い出しならば、確変ベースが約104.2である。5万2614個の打ち出しに対して5万3097個の払い出しが……。 |
確率変動
(確変 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 06:14 UTC 版)
確率変動(かくりつへんどう)とは、デジパチタイプや権利物タイプのパチンコに搭載されているシステムの一つで、大当たり(特別電動役物の開放)確率や小当たり(普通電動役物の開放)確率を上昇させることにより、次の大当たりを容易に得ることを可能にするシステムである。確変(かくへん)と呼ばれる事が多い。以下、確率変動のことを「確変」と呼ぶ。
- ^ 高尾の「P弾球黙示録カイジ沼4」(「超沼RUSH」中は「4」が揃った時のみ通常大当たりの可能性あり)、西陣の『P刀使ノ巫女』(「大荒魂討伐モード」中は「4」以外が揃えば継続確定)など。
- ^ 日刊スポーツ大阪本社版、2017年3月1日付11面「パチンコ ドン・キホーテ」
- ^ 例えば京楽産業.の『CRぱちんこ必殺仕事人』シリーズ(『IV』まで)では、「三」「五」「七」「仕」「事」「人」で大当たりすると確変確定となる。
- ^ 西陣の『あんたはエライEX』(「係長」「課長」「部長」「専務」「社長」のいずれかで大当たりした場合のみ、以後2回の大当たりまで小当たりのみ確変)、SANKYOの『CRフィーバーピンボール』(アルファベットの「J」「F」「L」「P」「A」で大当たりした場合のみ、以後2回の大当たりまで確変)など。中には豊丸産業の『CR竜凰伝説』(「壱」「参」「伍」が確変図柄のみなのに対し、「七」「竜」「王」には確変図柄と通常図柄の両方がある)といった変わり種もあった。
- ^ 西陣の『CR豪血寺一族』(「豪」で大当たりした場合のみ確変確定)、SANKYOの『CRF革命機ヴァルヴレイヴ』(「V」で大当たりした場合のみ確変確定)など。
- ^ SANKYOの『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ(『2』まで)、ビスティの『Pコードギアス 反逆のルルーシュ』、平和の『P戦国乙女 LEGEND BATTLE』など。
- ^ 主に0.5秒程度×2回以上。2回以上開くのは、現在の日工組内規では『大当たりは特別電動役物が2回以上開くこと』と定められているため。ちなみにこの間に大入賞口に玉が入れば、規定の払い出しを受けられる。
- ^ a b 谷村ひとし著「誰がパチンコをダメにしたのか?」(ワニブックス|PLUS|新書)ISBN 978-4-8470-6568-2 p.21
- ^ 参考に、2016年12月から導入された「CRエヴァンゲリオン11〜いま、目覚めの時〜」(スロパチまとめ解析)では突然確変が搭載されている。
- ^ かつては7セグ1ツないし2ツを組み合わせて表示させることが多かったが、現在の機種では直径1 - 2mm程度の小さなランプを多数配置して表示パターンを複雑化させているケースが多い。
- ^ CR JAWS〜It's a SHARK PANIC〜製品サイト
- ^ “パチンコ規制「確変継続率上限65%」の内容・実施スケジュール詳細(※追記有り)”. パチンコプラス (2015年9月18日). 2015年10月21日閲覧。
- 1 確率変動とは
- 2 確率変動の概要
- 3 確変の歴史
- 4 確変にまつわる第一号機の一覧
- >> 「確変」を含む用語の索引
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