石突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 23:07 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2017年2月)
|

石突(いしづき)は、棒状の道具における、地面に突き立てる(接する)部位の呼称。
武具での位置
槍や薙刀などの長柄武器における刃部と逆側の先端のこと(『広辞苑』、刀の鞘尻を包んだ金具もさす)。槍などを地面に突き立てる目的で柄尻に付けた部品である[1]。武器の種類や用途、目的によって形状や材質は異なる。
尖った石突は野営地において槍などを並べて地面に突き立てておき、急な呼集に際して手に取りやすくする用途があった。騎兵などは騎乗してから槍を取ることができた。
記述例としては、『太平記』巻二十九に、八角に削られた樫の木の棒=撮棒(金砕棒)に関する記述の中で、両端に石突を入れたと述べられている。
武術での利用
『古老茶話』の記述として、宝蔵院流槍術では、石突の長さは穂と同じにしており、穂先が打ち折られた際には石突で勝負するようになっていた。実際、折られた状況で、石突で対応する話が『日本武術神妙記』[2]に記述されている(芸州の出来事とする)。
転義
杖、ストック、三脚、傘(洋傘)の先端、釣竿の竿尻、弓、矢筒の保護袋の底部などがそう呼ばれる(『広辞苑』)。地面に接する部位の保護のための金具(補強具)のことも指す(『広辞苑』)。また、きのこの軸の下端も石突と呼ばれる(『広辞苑』)。
出典
- ^ “常設展示品キャプション集”. 神奈川県立歴史博物館 (2016年5月). 2022年12月4日閲覧。
- ^ 中里介山『日本武術神妙記』角川ソフィア文庫、2016年。p.414.
石突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 14:07 UTC 版)
刃と逆の先端部分は石突と呼ばれる。 木材の柄を代用にしていた物や量産型(数物)で簡略されたもの以外は半球型の鉄製キャップが多い。中には全体の重心のバランスをとったり重くしたりするため、青銅・真鍮・鉛製、時代が古いと時に石製のものもある。地面に突き立てる、突き立てる際の柄の保護、重心を中央に安定させるなどの他にも、先を鋭く尖らせて刺突や疾走時の補助として棒幅跳びのように槍を用いたときの接地時の支柱やブレーキ機能及び、同じ要領で流れの緩やかな河底を鎧着込みのまま潜って移動する際に錨のように一時固定する爪としての機能を持たせたもの、錘、メイスを取り付け打撃力を強化したものなどの、攻撃用に特化されているものも存在する。通常の石突でも突いたり殴ったりすることは可能である。 石突の部分が穂先と同じように刃や剣身、針などのように鋭利な形状に作られているものも少数存在するが、実戦では自分自身や騎乗している馬、味方さえも傷つけやすいうえ、地面に突き立てられないため、扱えるのは技量が高い者に限られることからあまり普及していない。逆に日本の薙刀は基本的に地面に突き立てないため、石突は半月形等の斬り付ける用途に向いた形状が大半で、多くの薙刀術にも石突で斬りつける技が含まれている。
※この「石突」の解説は、「槍」の解説の一部です。
「石突」を含む「槍」の記事については、「槍」の概要を参照ください。
「石突」の例文・使い方・用例・文例
- 石突 ・のページへのリンク