相泊温泉とは? わかりやすく解説

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相泊温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 14:55 UTC 版)

相泊温泉
温泉情報
所在地

北海道目梨郡羅臼町相泊

相泊温泉
北海道地図
座標 北緯44度11分4.1秒 東経145度19分3秒 / 北緯44.184472度 東経145.31750度 / 44.184472; 145.31750座標: 北緯44度11分4.1秒 東経145度19分3秒 / 北緯44.184472度 東経145.31750度 / 44.184472; 145.31750
交通 北海道道87号知床公園羅臼線を羅臼町市街地から北上し、終点付近
泉質 食塩泉
泉温(摂氏 50 °C
宿泊施設数 1
特記事項 宿泊施設は夏季のみ営業
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相泊温泉(小屋無しの時期)

相泊温泉(あいどまりおんせん)とは、北海道目梨郡羅臼町相泊にある温泉である。

概要

日本最北東端の温泉で、1899年(明治32年)に発見されたといわれている[1]

構造設備

海岸の際にある野湯で、砂利を掘って木枠で囲った浴槽が設置されている。波浪台風の襲来などで破壊されたり、浴槽自体が埋まることもある。入浴は夏季に限定され、かつ入浴可能日は不定期である。地域住民によって管理されている。

本来は地元漁師の公衆浴場で、観光客向けに整備された施設ではない。時期により露天であったり、合板ブルーシートで小屋掛けを行ったりする。シーズンが終わると小屋を撤去し、浴槽は土砂などで自然に埋められる[2]

近隣の空き地、海岸付近に広がる砂利のスペースはコンブ干場となっている。車両の立ち入りやキャンプは禁止されている。

泉質

  • 食塩泉、 源泉温度は50度前後。新第三紀層の火山砕屑岩の亀烈から噴出しており、陽イオンではナトリウムイオン、陰イオンでは塩素イオンが多い塩化物泉(食塩水)となっている[3]

温泉街

  • なし。近隣に夏期のみ営業の民宿が1軒、番屋が多数、相泊漁港がある。

備考

  • 開湯期間は、不定期(夏期限定)。

アクセス

脚注

  1. ^ みどころ:相泊温泉| 【羅臼町公式】世界自然遺産・知床の町 羅臼町 観光情報サイト”. kanko.rausu-town.jp. 2025年3月12日閲覧。
  2. ^ 今日の相泊温泉(2018.5.9アクセス)
  3. ^ 『知床の地質』、p.212

参考文献

  • 知床町立知床博物館編『知床の地質』(北海道新聞社、2009)

関連項目

外部リンク




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