もく‐さん【目算】
目算(もくさん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:51 UTC 版)
自分と相手の地を数えて形勢判断すること。転じて、目論見や見込み、計画(を立てること)を指す。
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目算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 14:27 UTC 版)
一般に、自分の地と相手の地を数えて形勢判断することを目算と言う。しかしこれは『日本囲碁規約』から見れば厳密には正しくない。また実際の形勢判断における目算の意味から見ても正しい定義ではない。 1989年4月10日制定の『日本囲碁規約』には 第八条(地)一方のみの活き石で囲んだ空点を「目」といい、目以外の空点を「駄目」という。駄目を有する活き石を「セキ石」といい、セキ石以外の活き石の目を「地」という。 とあり、ダメが空いている石の「目」は「地」ではない。 第13図 第13図の右上隅は8目の黒地と見える。しかしダメが空いているので、このまま終局すると「セキ石」となり、地はないことになる。右下隅の黒1とダメを詰めて地になる。白1と打っても同じく黒地になる。 左上隅はキズがあり、白1に黒2の手入れが必要で、7目の黒地と見る。 通常の対局では、ダメ詰めが終わった後に「対局の停止」となり、対局者の双方が合意して「終局」し、そこで活き石・セキ石が確定して地も確定する。この時点で碁は終わっているので形勢判断の必要はなく、一般には整地して双方の地の目数を比較し、勝敗を決定する。 この規約から、対局中の形勢判断の際の目算は「地を数える」のではなく、「終局時の地の大きさを予想して数える」のが厳密には正しい表現になる。実際には囲碁規約を意識したこの冗長な表現が使われず、単に「地を数える」と言う。
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