監督・コーチの背番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 17:44 UTC 版)
「野球の背番号」の記事における「監督・コーチの背番号」の解説
1950年代頃まで、各チームとも選手・スタッフの数は30人以下であり、プロ野球監督が最大の背番号30を背負うチームが多かった。選手の数が増えるにつれ監督・専任コーチの背番号は大きくなり、支配下選手が最大70人まで保有できる現在では、69番以下が用いられていることは、以下の例外を除けばほとんどない。 自らの永久欠番を復活させたもの(長嶋茂雄の3、山本浩二の8、服部受弘の10、村山実の11など) 現役時代の背番号を引き続き背負ったもの(王貞治の1、広瀬叔功の12、井口資仁の6、高橋由伸の24など) 引き続きではないものの、再度現役時代の背番号を背負ったもの(新庄剛志の1、金本知憲の6、ラルフ・ブライアントの16、野村克也(楽天時代)の19、掛布雅之の31、高津臣吾の22など) その他、監督・コーチの背番号のパターンとして、 現役時代の背番号を2つ重ねる(原辰徳(第2次)の88、落合博満の66など) 現役時代の背番号をひっくり返す(若松勉の75、与田剛の92、三浦大輔の81など) というケースも見られる。 メジャーリーグでは監督、コーチも69番以下を着用することが一般的であり、NPBに来る外国人監督、コーチは小さい番号を着用する例もある(ボビー・バレンタインの2、テリー・コリンズの1など)。また、吉田義男が第1期阪神監督就任時に、現役での着用経験がなかった1を着用したのは(現役時代は23)、ビリー・マーチンへの憧れからだったという。
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