百観音温泉とは? わかりやすく解説

百観音温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 16:38 UTC 版)

百観音温泉
温泉情報
所在地 埼玉県久喜市
座標 北緯36度5分29.5秒 東経139度40分37秒 / 北緯36.091528度 東経139.67694度 / 36.091528; 139.67694座標: 北緯36度5分29.5秒 東経139度40分37秒 / 北緯36.091528度 東経139.67694度 / 36.091528; 139.67694
交通 JR宇都宮線東鷲宮駅下車 徒歩約3分
その他の交通手段についてはアクセスの項を参照
泉質 塩化物泉
泉温(摂氏 57.3 °C
湧出量 毎分2,250L
pH 7.55
液性の分類 弱アルカリ性
外部リンク 百観音温泉
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百観音温泉(ひゃっかんのんおんせん)は、埼玉県久喜市にある温泉日帰り入浴施設の名称。

泉質

  • 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
  • 源泉温度 57.3℃
  • pH 7.55 弱アルカリ性。
  • 湧出量 2,250リットル/分

化石海水を利用しており、天然ガスとともに湧出するため、関東の平野部では非常に珍しい自噴の天然温泉となっている。褐色石油臭(臭素イオン46,5 mg/kg)が強く、塩辛い独特の泉質。湯量は豊富で、100%源泉掛け流しを謳っている。

温泉地

住宅地の中に、日帰り入浴施設と観音堂が存在する。施設裏手には温泉スタンドもある。

歴史

敷地内の観音堂

百観音の名は江戸時代にこの地に祀られた百観音にちなむ。

百観音とは、西国三十三所坂東三十三箇所秩父三十四箇所と併せてた日本百観音の事をいい、この地は坂東三十三箇所にあたる。

その観音堂は慶応4年3月に焼失、その後再建されたものの御堂が破損したため、観音像などをオーナーが引き取り、敷地内の観音堂に保存している。

温泉が開発されたのは1992年4月 地下1,500メートルまでボーリングを実施して、源泉開発を行った。源泉開発以来、1992年6月 - 2001年8月までの9年間は現在とは異なった施設で営業していた。2002年2月16日に本格的な日帰り入浴施設として営業開始、2006年5月27日に露天風呂の増設するリニューアルを施工した。

2014年2月22日にリニューアルオープンし、レストランやお休みスペースの配置を大きく変えた。

アクセス

関連項目

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