登場から現在まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:06 UTC 版)
Phenom IIと比べ、簡略化のため整数演算等のシステムを変えたことによりコアごとのパフォーマンスが劣ることにより見劣りするとの評が出ている。これは開発者が語っている通り、デュアルコア以上動作のソフトに対するものによるもので、Phenom IIとFXのCPUとソフトウェアの関係に対するアプローチの違いに拠っている。また、開発者側はCPUの進化が早くソフトウェア側が追いついていないとも、容易にFXに最適化された環境がすぐには整わないとも語っている。しかし、簡略化は容易な性能アップ方法のクロックアップが出来ると主張されている。その他はTDPが上がり気味だったAMD CPUであるが、Phenom IIの第1世代Turbo COREに対し、改良された第2世代でクロックアップが容易になったとされている。 これらの状況に対してAMD側はマイクロソフトに働きかけ、FPUの共有時におけるクセ改善のため、Win7でFXに対応するパッチを公開した。後継のWin8では初めから組み込まれている。 パッチの内容については「Bulldozer (マイクロアーキテクチャ)」を参照
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