発案提唱者とは? わかりやすく解説

発案・提唱者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/19 16:55 UTC 版)

熟年」の記事における「発案・提唱者」の解説

最初にこの言葉発案提唱したのは薬理学者の原三郎東京医科大学名誉教授とされる。原が現役教官だった1960年頃に専門誌医学芸術』に使用したのが最初であった。原は「壮年老年の間に別の言葉があってもよいのではないか」との思いから、「60歳から80歳まで」を示す言葉として「熟年」を考案提唱した。 原の提案長い間大きな関心を呼ぶことはなかった。この間1972年には医学者島崎敏樹が「前向きに"熟年季節"を」と題した新聞への寄稿おこなったこの中で島崎は「人間としての人はみのらせた実が熟して落ちて、これで人生完結する--こうした最後の場面迎えられたら最高だがとよく私は思う」として、高齢者前向きの姿勢を崩すと「熟年ならぬ老年期みすみすはまり込んでしまう」と記した。この記載が原の提唱に基づくものかどうか不詳である。 1978年作家邦光史郎は、サラリーマン定年退職した後のセカンドライフを自ら充実させる必要性主張するにあたり45歳から69歳(または65歳)までの間を「成熟した年齢」として「熟年(層)」と名付けたこのようにして、指す範囲異なる二種類の「熟年」という呼称1970年代まで個別提唱された。

※この「発案・提唱者」の解説は、「熟年」の解説の一部です。
「発案・提唱者」を含む「熟年」の記事については、「熟年」の概要を参照ください。

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