画像史料解析センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 21:51 UTC 版)
「東京大学史料編纂所」の記事における「画像史料解析センター」の解説
近年飛躍的に発展してきたコンピュータによる画像処理による、各種画像史料の解析・研究のため、1997年(平成9年)度に附属施設として設置された。センター規則第2条によると、その目的は「日本史に関する各種画像史料及び画像史料情報を収集・整理して系統的に蓄積するとともに、電子計算機等による画像情報処理方法を生かして解析・研究を行い、その成果を学内外に公開すること」である。 絵画史料分野 …肖像画・絵巻・屏風絵・絵図・古地図等を対象とする。 画像史料分野 …錦絵や摺物(瓦版)、古写真等の近世後期から近代初頭にかけてを対象とする。 古文書画像分野 …古文書をデジタル画像化して、筆跡・花押(サイン)の同定、形態分類等による様式論・機能論の新たな試みを可能にする方法論の研究と具体的な手法の開発を課題としている。
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