由比宿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 22:24 UTC 版)

由比宿(ゆいしゅく、ゆいじゅく)は、東海道五十三次の16番目の宿場である。現在の静岡県静岡市清水区に位置する。
概要
本陣跡が整備され、由比本陣公園となっている。東海道名主の館(小池家住宅)は、1998年(平成10年)10月9日に、国の登録有形文化財(建造物)に登録された[1]。
また、「名主の館」を含む「由比宿」として、2020年(令和2年)6月19日に文化庁が認定する日本遺産『日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅~滑稽本と浮世絵が描く東海道旅のガイドブック(道中記)~』の構成文化財に認定された[2]。
ギャラリー
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国の登録有形文化財(建造物)、名主の館「小池邸」
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由比本陣跡と静岡市東海道広重美術館
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由比宿東海道あかりの博物館
最寄り駅
隣の宿場

なお、由比宿と興津宿の間には間の宿の倉沢があり、本陣や脇本陣のほか数軒の茶屋があり、薩埵峠越えを控えた休憩地として栄えた[3]。
脚注
- ^ “東海道名主の館(小池家住宅)”. 文化遺産オンライン. 2019年2月10日閲覧。
- ^ STORY#094日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅(文化庁日本遺産ポータルサイト)
- ^ “FUJI SABO通信 ふじあざみ第63号”. 国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所. 2025年4月29日閲覧。
関連項目
座標: 北緯35度06分27.0秒 東経138度34分03.0秒 / 北緯35.107500度 東経138.567500度
固有名詞の分類
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