産経大阪杯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:51 UTC 版)
着順馬番競走馬名性齢騎手斤量タイム着差単勝オッズ人気1着 4 (外)タイキブリザード 牡6 岡部幸雄 57 2:00.7 001.9 1 2着 11 (父)インターユニーク 牡6 田面木博公 571 2.00.8 クビ 023.9 8 3着 7 (父)アラタマワンダー 牡8 四位洋文 57 2.00.8 ハナ 037.6 10 5着 8 サマーサスピション 牡5 田中勝春 56 2:01.0 012.9 5 7着 2 (父)スギノブルボン 牡6 松永昌博 57 2:01.3 012.2 4 11着 1 カミノマジック 牡6 南井克巳 57 2:02.0 110.6 12 天候:晴、馬場状態:稍重第40回産経大阪杯(GII)は、3月31日に阪神競馬場で行われた。 1.9倍と断然の1番人気に支持されたのは、タイキブリザードだった。前年は宝塚記念、有馬記念という春秋グランプリ競走で2着となっていた。続く4.2倍の2番人気は、優駿牝馬(オークス)優勝のダンスパートナー。牝馬ながら菊花賞に進み5着となった後、3戦連続重賞2着から参戦することとなった。8.2倍の3番人気は、重賞3勝のナムラコクオー。第61回東京優駿(日本ダービー)ではナリタブライアンに次ぐ2番人気の評価を得た経験がある。 その他、前々年の天皇賞(秋)、産經大阪杯などを制したネーハイシーザー。前年の青葉賞を制したサマーサスピション。アラマタワンダーなど重賞馬を含む、12頭立てとなった。 スタートからネーハイシーザーが先手を主張し、逃げる展開となる。タイキブリザードが2番手、ダンスパートナーは9番手を進んだ。前半の1000メートルを61.5秒で通過し、後続が徐々に詰め寄り、やがて単独先頭のネーハイシーザーが吸収されるようになった。最後の直線半ばでは、最も内に位置取ったタイキブリザード、その外からインターユニークやアラタマワンダー、ダンスパートナーが抜け出しを図った。残り150メートル地点でタイキブリザードのスパートが優勢となり、追い上げるインターユニークなどをクビ差退けて先頭で入線した。以降、4着のダンスパートナーまで「クビ、ハナ、クビ」という上位勢の決着であった。 タイキブリザードはこれが重賞初制覇となり、所有する大樹レーシングホースは前週にタイキフォーチュンで制した毎日杯(GIII)に続いて2週連続での重賞勝利となった。管理する藤沢和雄調教師は、「ペースが速かったら、もっと楽に勝てたかもしれない。今日は力で何とかねじ伏せたというところかな」と振り返った。
※この「産経大阪杯」の解説は、「第113回天皇賞」の解説の一部です。
「産経大阪杯」を含む「第113回天皇賞」の記事については、「第113回天皇賞」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から産経大阪杯を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 産経大阪杯のページへのリンク