産経新聞、日本テレビ等の報道(2003年)
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「八王子スーパー強盗殺人事件」の記事における「産経新聞、日本テレビ等の報道(2003年)」の解説
「2002年(平成14年)に愛知県にて銀行強盗未遂で現行犯逮捕された70代(報道当時)の男が、事件に関与しているのではないか?」との報道が行われた。その理由としては、 「この男が、大阪厚生信用金庫深江支店で起こしたとされる強盗未遂事件(1997年)」で使用された銃弾の線条痕が、本件の現場で発見された銃弾のものと酷似している。 事件当時、男が八王子周辺に居住していた。 しかし、それ以上の証拠や具体的な関与は不明で、逮捕に至っていない。 この男は、拳銃を使用した銀行強盗や、現金輸送車襲撃事件を繰り返していたとされる。 26歳の頃には、銀行強盗を企てた。同じ年に、職務質問してきた警察官を射殺し無期懲役判決が下った。しかし、仮出所中に凶悪な事件を繰り返していたとされる。 この男は、本件の4か月前に発生した警察庁長官狙撃事件でも名前が挙がった。『新潮45』2004年4月号および5月号に寄せた手記では、長官狙撃犯を自称する一方、ナンペイ事件への関与は全面否定している。 2007年7月、大阪地方裁判所は、「男の実名を挙げ、殺人鬼と決め付けた週刊新潮」に対し、「記事には真実と信じる相当な理由はない」として名誉毀損を認定し、賠償金80万の支払いを命じている。
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