理学研究科
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理学研究科(りがくけんきゅうか、英称:The Graduate School of Science)は、日本の大学院研究科のうち、理学に関する高度な教育・研究を行う機構の1つである。
概要
主に、理学部の上位に連続した形で設置され、博士前期課程(修士課程)および博士後期課程(博士課程)あるいはそれに相当する課程で構成される。構成は研究科によって多少異なるが、主に数学、物理学、化学、生物学、地球科学などに関する専攻が設置されている。学位は、修士課程は修士(理学)を、博士課程は博士(理学)を修めることができ、他は、それに相当する専攻名称等に応じた学位を修める。
また、理学部を基礎とする大学院研究科が自然科学研究科など「理学」を含まない名称になっている大学もある。
理学研究科を置く大学
国立
東日本
西日本
公立
私立
理学系研究科と冠する名称を置く大学
理学を専攻できる他の研究科名称
- 国際基督教大学大学院 アーツ・サイエンス研究科 理学専攻
- 日本大学大学院総合基礎科学研究科
関連項目
理学系研究科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 05:15 UTC 版)
「東京大学大学院理学系研究科・理学部」の記事における「理学系研究科」の解説
大学院に関しては、1953年に新制大学院が設置された当初は数物系研究科、化学系研究科、生物系研究科といった部局横断的な研究科が設置され、理学部の各学科に対応した大学院課程は3研究科に分散して置かれていたが、1965年には理学系研究科など各学部に対応した研究科に再編された。 理学系研究科は1992年から1993年にかけて大学院重点化された(情報科学専攻、物理学専攻、天文学専攻、地球惑星物理学専攻、化学専攻、生物化学専攻、動物学専攻、植物学専攻、人類学専攻、地質学専攻、鉱物学専攻、地理学専攻の12専攻)。大学院重点化については当初は、学部を大学院に統合する大学院重点化(「理学院計画」と呼ばれる)を計画していたが、制度面で困難が生じたため、最終的には(現在のように)大学院部局化による大学院重点化を行うこととなった。また、この大学院重点化と同時に、従来理学系研究科に属していた数学専攻は数理科学研究科数理科学専攻へ移行した。 1995年には動物学専攻、植物学専攻、人類学専攻の3専攻が統合されて生物科学専攻となり、2000年には地球惑星物理学専攻、地質学専攻、鉱物学専攻、地理学専攻の4専攻が統合されて地球惑星科学専攻となった。2001年には情報科学専攻が情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻へ移行。2014年に生物科学専攻と生物化学専攻が統合し生物科学専攻となり、現在の5専攻体制となった。
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