現代の雀球について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 14:35 UTC 版)
雀球自体、1994年に発表された雀魔王Ⅲ以降、パチンコ店向けとしての新機種の発表は長らく行われておらず、一部の地域でアレンジボールや手打ちパチンコ、普通機などと共に細々と設置される状況に留まっていた(雀球をモデルとしたアミューズメント機器は僅かながら開発された)。 2007年に実施されたみなし機撤去に伴い、当時に検定が有効であった『ドリームジャンベガス』以外の機種は全て撤去を余儀なくされ、『ドリームジャンベガス』自体も試験導入や4号機パチスロの撤去後の穴埋めという意味合いが非常に強く、短期間で撤去される事態が相次いだ事からパチンコ店としての雀球は事実上、一旦の終焉を迎えた。 2008年以降、サミーより不定期ではあるが新機種の発表、試験導入 - 全国販売が度々行われており『手打ち雀球仮面ライダー 狙え!大三元(2008年)』や『手打ち雀球伝道録カイジ(2012年)』などの有名版権を用いた機種も登場している。 2013年末時点でパチンコ店での雀球設置が0となり、一般的に認知されているとは到底言い難い状況ではあるが、その状況を打破するため2016年に入ってサミーよりスマートフォン向けに『JANQ』がAndroid、iPhone向けにリリース、認知度の向上を目指しその後も雀球アプリが複数リリースされている。『JANQ』でプレイできるアプリについても「製品化に向けて研究開発を続けている」と発表されており、今後も同社より雀球の発表・販売が行われる可能性が高い。 2018年の規則改定でぱちんこ等と同様に頭文字が変更され、じゃん球は『J』が付与されることが決定した。 2018年9月に、スマートフォン向けセガNET麻雀 MJのアプリ内にて『JANQ』が実装された。 2018年11月に実施された『ユニバカxサミフェス』で『JANQ』ブースが出展され、過去に販売された機器や今後の展開を見据えたコンセプト機が展示された。
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