狩野 安とは? わかりやすく解説

狩野安

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/29 12:51 UTC 版)

狩野 安
かのう やす
生年月日 (1935-03-05) 1935年3月5日
出生地 茨城県水戸市
没年月日 (2025-09-28) 2025年9月28日(90歳没)
死没地 日本 茨城県かすみがうら市
出身校 茨城県立水戸第二高等学校
所属政党 自由民主党三塚派→亀井G→伊吹派
称号 旭日重光章
配偶者 夫・狩野明男(元参議院議員)
子女 長男・狩野岳也(元茨城県議会議員
親族 父・加藤高蔵(元衆議院議員
選挙区 茨城県選挙区
当選回数 3回
在任期間 1992年4月12日 - 2007年7月28日
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狩野 安(かのう やす、1935年昭和10年〉3月5日 - 2025年令和7年〉9月28日)は、日本政治家自由民主党所属の元参議院議員(3期)。元全国更生保護婦人連盟会長。茨城県水戸市出身。

経歴

1953年茨城県立水戸第二高等学校卒業。1957年道徳再武装(MRA)活動参加のため渡米後、狩野明男と結婚。水戸商工会議所婦人部会長・県商工会議所婦人部連合会理事・水戸家庭裁判所調停委員・水戸地区保護司・県更生保護婦人連盟副会長・保護観察協会評議員・イニシアティブス・オブ・チェンジ顧問[1]などを歴任。

1992年、夫・明男の死去に伴う参議院議員補欠選挙茨城県選挙区に自民党から出馬し初当選。以後3期連続当選。三塚派を経て、亀井派に所属。環境政務次官文部政務次官・厚生労働副大臣雇用対策等の労働分野や少子化対策の担当[2])などを歴任。党務では自民党女性局長・党副幹事長などを務める。

2005年8月8日郵政国会郵政民営化法案の参議院本会議採決では反対票を投じて造反したが、総選挙後の採決では、一変して法案に賛成した。

2007年第21回参議院議員通常選挙には出馬せず、政界を引退した。後任の候補は、茨城県議会議員だった長谷川大紋。同年、旭日重光章受章[3]

2008年、全国更生保護婦人連盟会長に就任。

2009年まで、長きにわたって茨城県オリエンテーリング協会会長を務めた。後任は狩野岳也となっている[4][5]

2025年9月28日、老衰のため茨城県かすみがうら市内の福祉施設で死去[6]。90歳没。

所属していた団体・議員連盟

脚注

  1. ^ IC役員名簿
  2. ^ 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
  3. ^ 『官報』号外254号、平成19年11月5日
  4. ^ 日本オリエンテーリング協会. “平成20年度事業報告書”. 2021年6月24日閲覧。
  5. ^ 日本オリエンテーリング協会. “平成21年度事業報告書”. 2021年6月24日閲覧。
  6. ^ 狩野安さん死去 元参院議員、茨城県遺族連合会理事長 90歳”. 茨城新聞クロスアイ (2025年9月29日). 2025年9月29日閲覧。

外部リンク

公職
先代
南野知惠子
桝屋敬悟
厚生労働副大臣
宮路和明と共同

2002年
次代
鴨下一郎
木村義雄
議会
先代
荒井正吾
参議院文教科学委員長
2007年
次代
市川一朗
先代
尾辻秀久
参議院国民福祉委員長
1999年 - 2000年
次代
中島真人




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