点数賭け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:50 UTC 版)
本番組での的中時の配当とオッズの記述は、配当が先に決まっているブックメーカー方式にて行われている(逆に、締め切り後に掛け金をプールして最終的な配当を定めるのがパリミュチュエル方式で、中央競馬、競輪など日本における公営競技で採用されている)。 オッズの数字はブックメーカー方式での2対1等の表記を2倍などという数値で表現している(この場合、パリミュチュエル方式ではオッズ3倍という表記である)。このため、持ち点を賭けた時点では持ち点が減らないルールになっている。例えば3,000点を持っているチームが、3倍の解答者に500点を賭けて正解した場合の持ち点は「3,000+500×3=3,000+1,500=4,500」点となる。不正解の場合は「3,000-500=2,500」点(倍率は関係ない)となる。前述した1倍という倍率が存在したのはこのためである(1倍でも正解すれば点数が入る)。 「全員不正解」という事態は、番組当初においては想定されておらず、初めて生じたときには、通常通り「不正解者に賭けた」こととして減点されたが、その翌週より「そもそも誰が正解しているかを当てるゲームであり、全員不正解というのは根本的にゲームが成立していない状態である」という見解(実際の競馬でいうところの「競走不成立」となった状態と同じ)に統一され、「全員不正解の場合、賭け点はすべて返す」というルールが追加された。そのため、誰にも賭けられていない解答者が単独で正解した際(全チーム掛け点没収となるため)に、巨泉がその解答者に「余計なことをしないで下さい!」などとこぼすのがお約束となっていた(特に高倍率傾向にあった1・2・5枠解答者に対して)。
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