瀬戸線編成の淘汰・6800系のワンマン化改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:29 UTC 版)
「名鉄6000系電車」の記事における「瀬戸線編成の淘汰・6800系のワンマン化改造」の解説
6035編成のさよなら運転 尾西線の6800系ワンマン車 一方、当時の瀬戸線の電車はすべての車両が抵抗制御で回生ブレーキのない車両であり、車両の近代化が急務となった。また、喜多山検車区が移転した尾張旭検車支区には車両塗装のための設備は設けられなかった。このため2008年からは6600系以来30年ぶりの新車として4000系が導入された。 この4000系によって、瀬戸線の車両は全車両が置き換えられることになり、2011年3月26日のダイヤ改正では運用車両減少による余剰車両が発生したため6032編成が廃車となった。これが6000系では初の廃車となった。その後も4000系に置き換えが続き、2014年4月6日に6035編成による「さよなら運転」が行われ、瀬戸線の6000系は全廃となった。 本線系統では6800系6828編成から6839編成までの12本のワンマン化改造が2010年度中に行われ、2011年3月26日改正より尾西線(津島駅 - 名鉄一宮駅、名鉄一宮駅 - 玉ノ井駅間)と豊川線に投入された。改造内容は扉開閉回路の間接制御化、自動放送装置の新設、足踏みデッドマンの設置などであり、このうち足踏みデッドマン装置は緊急列車停止装置の仕様変更による機能付加によって実装された。
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