潜水艦/潜水艇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:42 UTC 版)
「朝鮮人民軍の兵器一覧」の記事における「潜水艦/潜水艇」の解説
ウィスキー級 - 4隻。旧ソ連製。老朽化が著しくほとんど行動不能と思われる。 ロメオ級 - 22隻。一部は中国製だが、大半は1995年までに国産された。船体は緑色に塗装されている。 サンオ型 - 20隻程度。北朝鮮製。全長35mの小型潜水艦。1993年に江陵浸透事件で韓国軍に鹵獲された。 巡航ミサイル潜水艦 - P-15及びHY-2対艦ミサイルを搭載可能で、発射管を二つ備える予定だったと見られる。1995年4月に金正日が潜水艦の模型を視察したが、実際に建造されず計画のみに終わったと考えられる。 ヨノ型 - 10隻程度。全長29mの新型潜水艇。韓国海軍「天安」を撃沈した可能性が提起されているほか、イランに輸出されている。日本語訳でサケ型とも呼ばれることもある。 ユーゴ型 - 20隻程度。全長18mの浸透用潜水艇。数名の特殊部隊員を乗せることができる。1998年に韓国軍に鹵獲されている。 半潜水艇 - 船体のみ潜水可能な小型艇。韓国や日本への密入出国に用いられており、韓国沿岸で鹵獲されたものもある。 水中スクーター - 工作員の揚陸用に用いられているとされる。九州南西海域工作船事件で回収された他、韓国沿岸や日本の日本海側沿岸で漂着したのが見つかったことがある。 姜成山元総理の娘婿で韓国へ亡命した康明道は、1993年頃に北朝鮮が2隻のソ連製原子力潜水艦のスクラップを引き受けたが、その後、スクラップ作業を行わず北朝鮮国内の軍港に係留したままにしていたことを明かしている。
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