滝畑ダムとは? わかりやすく解説

滝畑ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/14 08:18 UTC 版)

滝畑ダム

所在地 左岸:大阪府河内長野市滝畑
右岸:大阪府河内長野市滝畑
位置 北緯34度23分40.8秒 東経135度31分38.4秒 / 北緯34.394667度 東経135.527333度 / 34.394667; 135.527333座標: 北緯34度23分40.8秒 東経135度31分38.4秒 / 北緯34.394667度 東経135.527333度 / 34.394667; 135.527333
河川 大和川水系石川
ダム湖 滝畑貯水池
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 62.0 m
堤頂長 120.5 m
堤体積 83,000 m3
流域面積 22.9 km2
湛水面積 52.0 ha
総貯水容量 9,340,000 m3
有効貯水容量 8,018,000 m3
利用目的 洪水調節不特定利水上水道
事業主体 大阪府
施工業者 奥村組大成建設
着手年 / 竣工年 1967年1981年
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滝畑ダム(たきはたダム)は大阪府河内長野市滝畑一級河川大和川水系石川の上流部に建設されたダムである。大阪府滝畑ダム管理事務所が管理する。

概要

大阪府によって建設された補助多目的ダム1967年に工事着手、1981年竣工。アーチ式ダムのように堤体がカーブを描いているが、構造上は重力式コンクリートダムであり、堤高は62.0m。石川流域の治水と耕作地への灌漑用水供給、河内長野市及び富田林市への上水道供給が目的である[1]。現在完成している大阪府内のダムでは、最大規模のダムである。

周辺には遊歩道キャンプ場が整備され、奥河内行楽地のひとつとなっている。渡り鳥の飛来も見られ、特にオシドリが有名で新河内長野八景に「滝畑ダムのオシドリ」として登録されている。ダム下流部の右岸の岩壁には地蔵菩薩観音菩薩の二体の磨崖仏が彫られており、堤体からも見ることができる。ダム上流には滝畑四十八滝があり、合わせて大阪みどりの百選に選定されている[2]

アクセス

公共交通

周辺施設

脚注

  1. ^ 滝畑ダムの役割”. 滝畑ダムホームページ(南河内農と緑の総合事務所). 大阪府 (2024年8月26日). 2024年11月14日閲覧。
  2. ^ 大阪みどりの百選”. 大阪府. 2016年12月23日閲覧。
  3. ^ 旧国道170号から府道61号のみを経由するルートもあるが、和泉市区間が未舗装の片側1車線で、一般車での通行は困難であるため記載しない。

関連項目

外部リンク






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