源義経公東下り行列
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:59 UTC 版)
源義経公東下り行列(みなもとのよしつねこうあずまくだりぎょうれつ)は、義経主従が兄である源頼朝の追討から逃れて平泉に辿り着いた時、藤原秀衡や地元民に歓迎された故事に倣ったもので、総勢約100名の参加者で平安絵巻を再現する。午前中に藤原秀衡公出迎行列が中尊寺坂下を出発し、一行が昼過ぎに毛越寺へ到着すると大泉が池で「義経公ねぎらいの場」が再現される。午後1時30分頃に毛越寺を出発した本行列は午後3時過ぎに中尊寺金色堂へ到着し奉拝する。 一行は地元の名士などが務めるが、義経公役は1973年頃から若い俳優・タレントなどの男性芸能人が務めており、東下り行列の知名度が定着して以降は沿道に例年16万人から18万人程の見物客が訪れる。特に2005年に行われた東下り行列には、当時放送中のNHK大河ドラマ『義経』で主演を務めていた滝沢秀明が参加したことで話題を集め、過去最高の観光客(当時の報道では25万人とも28万人とも報じられた)が訪れた。
※この「源義経公東下り行列」の解説は、「藤原まつり」の解説の一部です。
「源義経公東下り行列」を含む「藤原まつり」の記事については、「藤原まつり」の概要を参照ください。
- 源義経公東下り行列のページへのリンク