源聖寺坂とは? わかりやすく解説

源聖寺坂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/12 03:57 UTC 版)

源聖寺坂の上り口から撮影

源聖寺坂(げんしょうじざか)は大阪府大阪市天王寺区にある

概要

天王寺七坂と呼ばれる坂の一つ[1]で、名称は坂下にある寺院名に由来する[2]

松屋町筋に面する坂下の源聖寺金台寺の間から東へ石畳を登り、上町台地の急崖に差し掛かると石段となり、少し東南東に向きを変える。再び石畳を登り、坂上の齢延寺と銀山寺の間で水平となる。道は坂上からも東へ伸び、中寺筋を横断して谷町筋・生玉南交差点の一つ南の辻へと至る。下寺町(25箇寺)・生玉寺町(14箇寺)を横断し、坂上から東は生玉中寺町(12箇寺)を横断するため、周辺には寺院が多い。

かつて石段を上りきった場所に昭和末期まで「源九郎稲荷」があった。コンニャク好きのが祀られ、天王寺区史に「こんにやくの八兵衛」という祠があったことが記されている。現在どこへ還座されたかは不明で、生國魂神社に還座されたと記した資料[3]がある一方、同名の末社とは無関係との記述 [4] もある。

関連項目

脚注

  1. ^ 天王寺七坂”. 大阪市天王寺区 (2025年5月26日). 2025年8月7日閲覧。
  2. ^ 源聖寺坂(げんしょうじざか)”. 大阪市天王寺区 (2025年5月23日). 2025年8月12日閲覧。
  3. ^ 下寺町界隈探訪記 -崖下のマチ・下寺町の聖地性- その6
  4. ^ 史跡名所探訪 大阪を歩く(大阪市内編)7頁 ( ISBN 9784862490728 )

源聖寺坂(げんしょうじざか) (2010年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 23:16 UTC 版)

幻坂」の記事における「源聖寺坂(げんしょうじざか) (2010年)」の解説

子供の頃からなぜということもなく源聖寺坂に恐れ抱いていた。が有名デザイナー美彌子が開く「観月パーティー」のために訪れた美彌子の自宅には、源聖寺坂と少年の絵が飾られていた。深夜霊感の強い宿泊客少年の霊を見かけ悲鳴を上げる心霊探偵濱地健三登場

※この「源聖寺坂(げんしょうじざか) (2010年)」の解説は、「幻坂」の解説の一部です。
「源聖寺坂(げんしょうじざか) (2010年)」を含む「幻坂」の記事については、「幻坂」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「源聖寺坂」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「源聖寺坂」の関連用語

源聖寺坂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



源聖寺坂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの源聖寺坂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの幻坂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS