湯河原地区以外での東京キー局デジタル放送の区域外再放送
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「伊豆急ケーブルネットワーク」の記事における「湯河原地区以外での東京キー局デジタル放送の区域外再放送」の解説
以前から伊豆半島はテレビの難視聴地域であり、ケーブルテレビ加入や共同アンテナ設置が必至であった。静岡各局も伊豆半島各地に中継局を設置しているが、地形上の都合でエリアを十分にカバー出来ない。地上アナログ放送ではメインチャンネル(1ch - 12ch)を東京タワーからの区域外再放送で対応していた(静岡波もUHFチャンネルで対応していた。)。地上アナログ放送が2011年7月24日 12:00に終了したため東京キー局アナログ放送の区域外再放送は終了し、即座に静岡県域局のデジアナ変換に切り替わった。デジタル放送では原則として県内のテレビ局を放送することになっているので、ケーブルテレビでの2006年3月のデジタル放送開始時は東京キー局の再放送は行われなかった(テレビ神奈川は以前よりデジタル放送の再放送を実施し、デジアナ変換による再放送も継続している。)。 東京キー局各局と協議を行った結果、激変緩和措置(2014年7月24日まで)として東京波の地上デジタル放送での区域外再放送を行うようになった。2011年4月25日に東京キー局2局(日本テレビ・テレビ東京)、同月6日にはテレビ朝日、他の東京キー局2局(TBSテレビ・フジテレビ)の再放送は7月24日にそれぞれ開始。他ケーブルテレビ局は2014年(平成26年)7月24日以降の再放送は県内に系列局の無いテレビ東京の協議のみとなっているが、長らく視聴してきたIKCの放送エリアでは東京キー局5局の必要性を十分認識し各局と協議した結果、2014年7月24日以降も引き続き再放送を継続することが決定した。当初は熱海・伊東地区での視聴期限を2015年(平成27年)3月31日まで延長することとなっていたが、2016年(平成28年)3月31日までに再延長され、さらに2017年(平成29年)3月31日までに三度延長され、現時点では2018年(平成30年)3月31日までに再び延長された。しかし東京キー局4局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ)については県内に系列局があり、同様のサービスを実施している理由から同意を得られなかった為、2018年9月30日をもって区域外再放送が終了した。テレビ東京・tvk・TOKYO MXの区域外再放送は10月1日以降も継続される予定である。 県内に系列局のないテレビ東京は2020年(令和2年)3月31日まで再放送される。テレビ東京については翌4月1日以降も再放送出来るよう協議する予定。 東伊豆地区は2015年2月25日をもって、東京キー局(日本テレビ・テレビ朝日・TBSテレビ・フジテレビ)の再放送が終了した。 TOKYO MXの再放送は熱海・湯河原地区のみアナログ放送終了まで再放送していた。デジタル放送では当初再放送されていなかったがTOKYO MXと協議し同意が得られた為、熱海・伊東・東伊豆・湯河原地区で2012年(平成24年)11月1日 12:00より再放送を開始した。 NHK東京総合・tvk・TOKYO MXは2014年7月24日以降も再放送を継続している。 NHK東京EテレはNHK静岡Eテレと番組内容が同様の為、2014年6月2日をもって熱海・伊東・東伊豆地区での再放送を終了した。
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