渡渉点の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 03:30 UTC 版)
戦場においては、敵の進行を止めるために橋を壊したり、そもそも作らないようにしていることもあるため、人や車が移動できる浅瀬は重要視された。戦略的に重要である渡渉点が戦場で使用された特筆すべき戦いとして以下のものを挙げることができる。 川中島の戦い 第四次合戦 - 1561年。日本、信濃国。千曲川流域の雨宮の渡し等。 姉川の戦い - 1570年。織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合の戦い。姉川の浅瀬を間にして互いに陣を構えた。 白馬の戦い/官渡の戦い - 三国志で、騎兵が渡れる白馬と兵が渡れる延津に曹操が兵を配して戦った。 アッサイェの戦い - 1803年9月23日。インド。 チャンセラーズヴィルの戦い - 1863年4月30日~5月6日。アメリカ。 バッフィントン島の戦い - 1863年7月19日。アメリカ。 また、フィクションとしては、イギリス陸軍大尉の手になる小説仕立ての兵法書『愚者の渡しの防御』が知られている。1904年刊行。本作では、周囲で唯一車両が渡河できる「愚者の渡し」の防衛を説明している。
※この「渡渉点の戦い」の解説は、「洗い越し」の解説の一部です。
「渡渉点の戦い」を含む「洗い越し」の記事については、「洗い越し」の概要を参照ください。
- 渡渉点の戦いのページへのリンク