液汁超獣 ハンザギラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:20 UTC 版)
「ウルトラマンAの登場怪獣」の記事における「液汁超獣 ハンザギラン」の解説
第47話「山椒魚の呪い!」に登場。 鍾乳洞内に住む少女サユリとその祖父の老人が飼育していた言語を理解するオオサンショウウオの庄兵衛(しょうべえ)(ショウベイ)が、太陽光線を吸収して突然変異で超獣化した。口からは溶解液を放射し、胴体からは催涙白煙を放出するほか、地崩れを起こす能力を持つ。村人の撒き散らした農薬で自然が汚れてオオサンショウウオが全滅したことに怒った老人・坂上に笛で操られ、家屋を破壊したり家畜を食い荒らすなど、暴れ回る。しかし、笛が壊れて制御不能になると、坂上を殺してサユリをも殺そうとする。オオサンショウウオの異称「ハンザキ」の由来とされる強靭な生命力を有しており、物理的な攻撃では倒すことはおろか弱らせることもほぼ不可能であるため、最後はエースバリアーで太陽光線を遮断されて元のオオサンショウウオに戻され、鍾乳洞内へ封印される。 デザインは鈴木儀雄が担当した。造形では額のツノはより大きくなっている。 『ウルトラマンタロウ』に登場するタイラントの背中は、ハンザギランのものという設定である。タイラントの強さについては、『新ウルトラマン列伝』の第12話で「ハンザギランの強い生命力を受け継いだためかもしれない」と推測された。なお、デザイン画では尻尾もキングクラブではなくハンザギランのものになっている。 映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』では、ハンザギランのスパークドールズが登場する。イカルス星人(SD)と合体し、タイラント(SDU)の一部となる。
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