海蛇男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 23:47 UTC 版)
「ショッカー怪人 (テレビシリーズ新1号編)」の記事における「海蛇男」の解説
第54話・映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。 ウミヘビをモチーフとする改造人間。首に巻きついたヘビの両目から放つプリズムアイで光を屈折させて太陽光線と交わらせることで幻影を映し出す能力を持つ。また口から人間を溶かす白煙を吐く。怪人トレーニングキャンプとして占拠した奥山村にアジトを構えている。 プリズムアイを用いて世界に混乱を巻き起こす計画に従事し、奥山村で能力を鍛えている。村から脱走した男と男が出会ったトラック運転手らを殺害し、無人のトラックを走らせる。また偶然村を訪れた滝和也を捕らえ、滝の乗って来たヘリを無人で飛ばす。村に近づく本郷猛を襲い、猛が変身した仮面ライダー新1号を滝に落とす。 村へ辿り着いた猛をプリズムアイで翻弄して捕らえ、地獄大使の命令で処刑しようとするが捕らえていた鎖をちぎられ、アジトのプリズムアイ装置を破壊される。そして新1号と戦い、ライダー背面ジャンプで捕らえられたまま頭を打ち付けられた後にライダーキックの連続攻撃で倒される。 映画『仮面ライダー対じごく大使』では、地獄大使に率いられた再生怪人の1体として登場。 声 - 市川治(第54話)、関富也(映画) スーツアクター - 岡田勝 怪人の名称を子供にわかりやすいものにという配慮から、ゴキブリ男・毒トカゲ男などとともに初期と同様の◯◯男というネーミングになった。新1号編開始に伴う原点回帰と解釈されることもあるが、プロデューサーの阿部征司はこれを否定しており、ネーミングパターンがネタ切れになったため、仮称がそのまま採用されたとも述べている。 スーツでは首に巻いたヘビは別パーツとなっており、装着時はフックで固定している。 脚本では耳まで裂けた口を持つと記述されていた。 朝日ソノラマによる第5回怪人軍団撮影会では、手袋を左右逆に装着していた。 『仮面ライダークウガ』に登場するゴ・ベミウ・ギは、海蛇男をモチーフにしている。
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