水産庁の船舶とは? わかりやすく解説

水産庁の船舶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:56 UTC 版)

漁業取締船」の記事における「水産庁の船舶」の解説

遠洋への進出や、排他的経済水域での長期間にわたる監視活動のため、速力ではなく航続力重視し遠洋型の船舶用い高速出せ船舶少ない。煙突には水産庁ファンネルマーク船橋には「水産庁」の文字塗装されている。長期間にわたる監視活動の中で精神衛生を保つため、乗組員勤務時間外に船内一定量飲酒することが認められている。全国41体制目指している。 漁業取締船は、官船(水産庁保有船)・傭船とも、また都道府県保有船含めて法的に漁船法定め漁船一種第3種漁船)であり、漁艙や漁労設備備える。これらは押収した違法漁獲物の保管や、違法設置漁具延縄、かごなど)の回収用いられる設備である。 基本的に、以下の装備備えられている。水産庁取締目的チャーターしている船にも、同等装備艤装される。 放水砲船首砲塔があり、立ち入り検査時に甲板上にいる容疑者抵抗阻止のために使用サーチライト 拡声器 電光掲示板 暗視装置つきビデオカメラ一部装備取締艇(船に搭載されている高速複合艇立ち入り検査時に使用

※この「水産庁の船舶」の解説は、「漁業取締船」の解説の一部です。
「水産庁の船舶」を含む「漁業取締船」の記事については、「漁業取締船」の概要を参照ください。

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